調達購買関連 最新トピックス |
A・G・i・L・Eは今後10年のキーポイントなど - Ardent Partnersの2016年予測 (2016-01-29) | ||
日本時間の4:00から開始された、Ardent PartnersのWebinar "Procurement 2016: Big Trend and Predictions"が15分程終了時間を超過する盛況で、先程終了。 5つのトレンド(既に発生している事象)と6つの予言(今後の予測)が挙げられました(Grab Bagの細かな5つの予言は除く)。 挙げられた事項は以下: トレンド:買い手企業の事業に及ぼすサプライヤーの影響は増加-従って、購買の影響も増加していく (Trend: The Supplier's Impact is Increasing) 予言:資源価格の下落は継続する - 価格下落による買い時が到来 (Prediction: Continued Commodity Deflation) 予言:耳目を集める供給断絶がさらに発生する (Prediction: More High-Profile Supply Disruptions) トレンド:ビッグデータはさらに大きな打台になる-CPOはデータ戦略を持つ必要がある (Trend: Big Data Gets Bigger) 予言: しかし、より多くの/良いデータがいるが、購買部門は把握しきれない (Prediction: Despite More/Better Data, Procurement's View into Key Areas Remain Muddy 予言: CPOはデータに関する課題に対応する必要がある-"購買領域のCTO"が求められる (Prediction: CPOs Respond to Data Challenge) トレンド: 業務部門とのパートナーシップ-購買の独自の立ち位置で業務部門と協働 (Trend: Functional Partnership) 予言:購買部門の影響が公式に拡大する-購買が業務/業績のハブであり続ける (Prediction: Procurement's Impact Formally Expand トレンド: スピード、リスク、機会はさらに促進される - 機会の規模は大きくなるが、対応可能期間も短くなる (Trend: Speed, Risk、Opportunity Accelerate) 予言: 次の10年間、アジリティが購買部門のリーダーシップを決める (Prediction: In the next Decade, Agility will Define Procurement Leadership) トレンド: 必要都度の柔軟なでの(正社員でない)人材確保 (Trend: The Rise of On-Demand Talent) ========== これらのうち、昨今の「購買部門の業績向上は限界に達しました(http://www.itscobuy.com/blog/?p=168)」傾向に対する対応策(Googleの購買部門の事例など)として提起されている動向に乗るA・G・i・L・Eフレームワーク(下図)の視点は、継続的に注目しておく必要があるかと思われました。 なお、A・G・i・L・Eが提起された2015年のトレンドレポートに続く、2016年版トレンドレポートの調査は開始されており、おそらく2016年春頃に発行される見込み。
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