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キユーピー−生産状況確認システム 震災契機 情報を一元管理 (2016-02-22) | ||
2月22日の日刊工業新聞の「ものづくり-次世代ビジネス・防災」欄に、食の供給責任を負う食品メーカーであるキューピーでの有事生産状況確認システムに間する記事が掲載されています。 サマリーは以下 震災前は生産効率化のため、無駄な在庫を一切持たずに必要量だけを生産し、届けるのが最良とされていたため、東日本大震災で業務用供給先への供給に支障が生じた。 食品は種類が膨大である。おかゆやベビーフード、高齢者食などの商品の供給断絶は許されない。 原料や包装材よりも、食品の製造年月日を印字するインクや、工場従業員のマスクなど備品の不足が発生したが、これらについては配慮の盲点となっていた。 その後、生産状況確認システムを構築。自社ラインの被害状況や在庫・受注状況はもちろん、資材メーカーの被害状況や供給状況などをネット上で確認できるようにした。 有事に備えて、システムを使って、関西のバックアップオフィス運用を含めて、定期的に訓練を行ようにしている。 資材の2カ所購入を始めたほか、一部商品の製造2拠点化も進めている。
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