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中国賃金上昇と生産立地―日本貿易振興機構(ジェトロ)広州事務所河野円洋氏、高付加価値品なお利点-日経産業新聞 (2016-03-03)

2月3日の日経新聞4面の新興国ABC欄に、ジェトロ職員の中国とアセアン地域の比較記事が掲載されています(残念ながら、ネット上では発見できていません)

内容のサマリーは以下:
・中国(特に製造メーカーが多い広東省)の人件費急上昇は、例えば深センでは、2005年から2010年で約3倍上昇したが、政府の所得倍増政策から見て、さらに最低賃金上昇は続くと考えられる。
・そのためアセアン、特に隣のベトナムを視野にいれる動きがある。特に労働集約型物品のメリットは大きい。
・ただし、原材料・部品の現地調達の難しさがベトナムの課題である。ベトナム進出企業は、現地調達率32.1%で、12.1%は中国からの輸入である。
・一方で、サプライチェーンの優位性は広東省が圧倒的であり、広東省の現地調達率58.0%、必要な部品手配も短時間で解決できる。
・従って、広東省とベトナムでの棲み分けが肝要。

中国賃金上昇と生産立地―日本貿易振興機構(ジェトロ)広州事務所河野円洋氏、高付加価値品なお利点-日経産業新聞(リンクなし) #COBUY2月3日の日経新聞4面の新興国ABC欄に、ジェトロ職員の中国とアセアン地域の比較記事が掲載されていま...

Posted by It's購買系 on 2016年3月2日