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MROのオンラインでのメーカー直取が増加しつつあるが、オンライン購買には障害もある - UPSレポート (2016-03-15)

アジア 、欧州 、米国の計2,821人の購買担当者を対象としたIndustrial Buying Dynamics(産業用製品:MROなど)の購買力学)」の2015年のアジア/日本分抜粋ではないかと思われるのですが、UPSのプレスリリースが3月9日に発表されています。

主な内容のサマリーは以下になります。

Industrial Supply(MROなど)では、商社を経由しない購入がアジア地区でも拡大する。
米国(64%)・欧州(65%)には及ばないものの、55%が直取引で、かつ直取引を今後拡大する意向を持つ担当者は77%にのぼる。

オンライン購買による直取引が増加する。中国では購買担当者の82%が既にオンライン購買を実施済みで、韓国は69%、日本は56%。アジアの回答者の87%がオンラインでの購買を増やす見通し。オンライン購買により、国内の販売業者主体から国際的な販売業者との取引に移ることが考えられる。

MRO購買担当者の大半(アジア:86%、欧州:75%、米国:72%)は使いやすいウェブサイトを持つ販売業者に購買先を変更する可能性が高い。

アジアの購買担当者はサプライヤー数を増やしたい要望が高めており、その割合は日本(18%)よりも中国(57%)と韓国(32%)が高い。

日本でのサプライヤー探索方法は、まずは営業担当者に接触し(57%)、販売業者を選択する際は営業担当者との関係を重視する(39%)傾向がある。いきなりオンライン購買に踏み切ってはいない。

オンライン購買の最大の障害として、製品に関する詳細情報を見つけるのが難しい(46%)、製品に関する質問への回答を得るのが困難(41%)といった問題点が指摘された。

MROのオンラインでのメーカー直取が増加しつつあるが、オンライン購買には障害もある - UPSレポート #COBUY ...

It's購買系さんの投稿 2016年3月14日