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昨年のサプライチェーン断絶損害額は、貨物盗難と主要な自然災害だけで6兆円に達したが、今年はさらなるリスクも-BSI Report (2016-04-01) | ||
BSI(英国規格協会)が3月23日に発表したレポートによると、2015年はトラックごと盗むなど大胆化(中国などで増加)してきた荷物盗難で226億ドル(2.5兆円)、トップ5の自然災害で330億ドル(3.6兆円)の損害額が出たとのことです。 2016年の想定される脅威としては、以下が挙げられています。 1. 貨物盗難 - さらに10億ドル増加(中国、ドイツ、インド、メキシコ、南ア、米国) 2. 南シナ海での緊張の高まり 3. シリア紛争の継続 ・難民受入による港湾機能低下 ・EUシェンゲン協定の見直し(国境コントロール再開) 4. ISISの影響 5. 中国での景気低迷と近隣国雇用流出による労働争議発生 6. ラニーニャ現象などの気候変動 7. グローバルに伝染する疫病(エボラやジカ熱) ※このレポートについて記述した記事のURLは以下: Supply & Demand Chain Exectives: http://www.sdcexec.com/news/12186470/supply-chain-disruption-cost-56-billion-last-year-and-theres-more-risk-to-come Supply Management(CIPS): http://www.cips.org/en/supply-management/news/2016/march/firms-lose-more-than-55bn-to-extreme-weather-and-cargo-theft-in-2015/
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