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アップルが紛争鉱物フリー(100%使用していない状態)に至ったと発表-Bloomberg (2016-04-02) | ||
Bloombergによると、アップルが紛争鉱物に関係しない精錬業者から、すべての原材料を調達していることを証明できたと発表しました。 このように、調達確認対象先となる精錬所側のチェックがかなり進み、かつ、アップルも完了となると、少し動きが早まってくるかもしれません。 詳細は以下: ・2010年には調達先の精錬所が109ヶ所未確認になってたが、調達先精錬所の検出を進め、原料の調達先精錬所すべて(242ヶ所)で確認を完了。 ・2013年には44%、2014年に88%を完了するなど、急速に確認作業を進め、今回完了を記載した報告をSECに提出した(進捗状況は下記グラフ参照:赤が調達している精錬所数、青が確認(監査)済み精錬所数)。 ・今後アップルは、コンゴ民主共和国関連以外の金のサプライチェーンの確認に範囲を広げる予定。 ・なお、SEC申告済みの約1300社のうち、100%紛争鉱物フリーを達成した企業は、早くから取り組んでいたインテルのような優等生企業など指折り数えるほどの現状である。 ・ただし、精錬所が紛争鉱物期限の功績精錬に関わっていないことの確認(監査)作業を進めているcfsi(Conflict-Free Sourcing Initiative)によると、タンタル精錬所のほぼ100%、錫精錬所の80%、タングステン精錬所の90%、金精錬所の65%で紛争鉱物フリーの確認を完了した。 ※参考:優等生インテル、紛争鉱物フリー達成を発表 - Supply Management(CIPS) (2016年1月9日) https://www.facebook.com/itscobuy/posts/1092126420818601 |