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花王、調達先の倫理リスク対策-Sedex加盟社、3倍の100社に引き上げ-日刊工業新聞 (2016-04-06)

花王が、英非営利団体が提供するサプライヤー倫理情報共有プラットフォーム「Sedex」を使ったサプライチェーンCSRアンケート調査を拡大するとの報道がありました。

これまで、サプライチェーンCSRアンケート調査は、JEITA(電子情報技術産業協会)などが提供する雛形に基いて、各企業が独自フォーマットを使い、個別に情報収集していましたが、それほど内容に差異がない状況でした。

これに対し、Sedexは標準フォーマットを定義し、サプライヤーにそれに合わせて情報申請してもらうことで、以下のメリットを提供する有償プラットフォームです。

・サプライヤーが複数企業に対し重複回答する手間の削減
・買い手企業が個別調査を行う手間の削減

提供言語は、SEDEXシステム自体が、アフリカーンス語、中国語、英語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、日本語。アンケート回答フォーマットには、これにイタリア語、ロシア語、トルコ語が加わります。

加盟会員企業数は、収集情報を利用する買い手企業64社、買い手/サプライヤー両方会員602社、情報を登録するサプライヤーが34,000社以上。英国企業が多く、また一般消費者向け製品・サービス提供業界が多くなっています。

SedexのURLは以下:
http://www.sedexglobal.com/

花王、調達先の倫理リスク対策-Sedex加盟社、3倍の100社に引き上げ-日刊工業新聞 #COBUY...

It's購買系さんの投稿 2016年4月5日