東レ、外注先１１０社を監査、サプライチェーン全体、品質改善へ協議、管理規則チェック-日経産業新聞 (2016年4月21日)

東レ、外注先１１０社を監査、サプライチェーン全体、品質改善へ協議、管理規則チェック-日経産業新聞 (2016-04-21)
4月21日の日経産業新聞19面に、東レ繊維事業での外注先生産管理体制監査に関する記事が掲載されています(ネット上のリンクは現時点見つかりません) サマリーは以下。・東レグループ外で加工した製品でクレームが散発していた。・１５年８月、発注や受注、工程管理、製品安全、検査など１１の分野にわたる外注先が遵守すべき「運用管理規則」を定義した。原料や工程の変更、製品検査の結果の訂正には東レの承認を必要とした。・各地で説明会を実施し、双方の利益になることを説明すると、杭工事や耐震ゴムの性能偽装などの企業不祥事が相次いでいた時期でもあり、反発はなかった。・１５年９～１２月に、取引先の生産管理部門用の自己評価チェックシートを導入し、遵守状況を定量化できるようにした。・その結果に基いて、１６年３月までに30社を訪問して解決策を協議(１７年度に全てを完了予定) ・年数件発生していた重大クレームは１５年８月以降は発生していない。