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株主の皆様、要注意"、海外NGOがサステイナビリティの観点から日本のコーポレートガバナンス・コードとその実施状況を辛口評価 (2016-06-09)

米国のアクティビストNGO「レインフォレスト・アクション・グループ」から、2015年制定の日本のコーポレートガバナンス・コード自体、およびその実施状況に関する、かなり激しい論調の日本語レポート「株主の皆様、要注意(SHAREHOLDERS BEWARE)~コーポレートガバナンス・コード報告において、日本の大企業はサステナビリティー報告がいかに適切にできていないか」が発表され、その事がCIPS Newsにも掲載されました。

まず最初にコードの内容に「(熱帯雨林破壊に関する)サプライチェーンのサステナビリティ」の観点が欠落していること指摘されています。

さらに日本の主要企業10社(以下)のコード実施報告書を評価すると、記載すべき事項の理解不足、あるいは森林部門リスク自体への理解不足から、十分な情報開示ができている企業はないとの結論になっています。

※調査対象企業(10社):アスクル、不二製油ホールディングス、伊藤忠商事、丸紅、三菱 UFJ フィナンシャル ・ グループ、みずほフィナンシャル グループ、王子ホールディングス、住友林業、三井住友フィナンシャル グループ、三井住友トラスト ・ ホールディングス

レインフォレスト・アクション・グループの当該レポート(日本語)のURL:
https://d3n8a8pro7vhmx.cloudfront.net/rainforestactionnetwork/pages/16093/attachments/original/1465515582/Shareholders_Beware_jp_web.pdf