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花王、持続可能性調達報告のリーディング企業の1社に選ばれる-WWFレポート (2016-07-18)

国際NGOのWWFと一般消費財にかかわる企業団体Consumer Goods Forum(CGF)の共同調査の結果として、花王が日本企業で唯一、十分な量で時機を得た開示報告をしているリーディングカンパニーの22社の1つに選定されています。

2016年3月1日~4月15日にかけてCGFメンバー256社の最新アニュアルレポート、持続可能性レポート、ウェブサイトを調査した結果として、WWFは以下の項目を挙げるとともに、優れた活動をしているベストプラクティス企業を紹介しています。

・調査対象の42%しか、持続可能性情報のアニュアルレポートでの開示、もしくは持続可能性レポートの発行を行っていない
・発行されているレポートの46%は調達ポリシーや方針を提示しているのみ
・調査対象36%しか、森林破壊防止の確約(comittment)をしていない。さらに十分で時機を得た活動をしているのは、確約した20%のみ。
・WWF推奨基準に準拠できているのは22%のみ(加重平均算出)
・調達に関して十分で時機を得た確約をできているのは14%のみ(加重平均算出)
・ほとんどすべての調達品目にに対して十分で時機を得た確約をしているリーディングカンパニーは22社(調査対象の9%のみ)...ここに花王が含まれています。
・しかしこの22社であっても、調達ポリシーの精度を欠く場合がある
・リーディング社のうち、CFGのサステナビリティ委員会メンバーは12社
・この22社以外で、以前の確約の実施進捗を追っていたのは14社のみ

CIPSの該当記事"Just 14% of firms have made proper sustainability pledges, says WWF"のURLは以下。
http://www.cips.org/en/supply-management/news/2016/july/just-14-of-firms-have-made-proper-sustainability-pledges-says-wwf/
WWF report: Slow Road to SustainabilityのURL:
http://wwf.panda.org/wwf_news/?269970/WWF_report_slow_road_to_sustainability

なお、日本企業でCGFのメンバーとなっているのは、一般消費財の消費財の製・配・販およびサービスプロバイダーの78社です。
メンバー企業は、以下のURLより絞り込み検索可能です。
http://www.theconsumergoodsforum.com/about-the-forum/our-members