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ダイムラートラック(≒三菱ふそう)、補修部品製造に3Dプリンター技術を適用へ (2016-07-19)

7月14日の日経新聞でも報じられていましたが、ロイターがより詳細な報道を行いました。記事によると、ダイムラートラック(三菱ふそうもグループの一員)は、プラスティック製の補修部品(スペアパーツ)の生産を3Dプリンターにて開始するとのことです。

従来は、サプライヤーに金型を保管しておいてもらい、量産時より生産数量が少ないために割増料金を払って調達し、倉庫代をかけて保管してきた補修部品ですが、3Dプリンティング(additive manufacturing)技術の発達により、コスト的に採算が合うようになってきたようです。

さらに、2020年には現在よりも25~45%の製造コスト低減が見込まれており、アウディは年内にも鉄やアルミの3Dプリンティングでの部品製造を始めるとのこと。

これまでは試作部品の話が主体でしたが、より数量規模が大きい補修部品の話に広がってきました。今後の内外製を見直す契機になると思われます。

日経新聞記事「独ダイムラー、トラック用予備部品を3Dプリンター生産」のURL:
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK14H01_U6A710C1000000/