家電量販店各社、デジカメ調達に明暗−熊本地震後、供給不足が続く-日刊工業新聞 (2016年7月27日)

家電量販店各社、デジカメ調達に明暗−熊本地震後、供給不足が続く-日刊工業新聞 (2016-07-27)
小売店の製品調達の話ですが、熊本地震への対応の差によりデジタルカメラの商品確保に、家電量販店に差が出ていることが、7月27日の日刊工業新聞に報じられています。熊本地震で、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社熊本テクノロジーセンターが被災・稼動停止し、イメージセンサーの供給が滞ったため、パナソニックやリコーが5月末～6月上旬に生産に影響がでることを発表していました。そのような状況下、家電量販店によって商品確保状況に差が生じているとのことです。商品が確保できているビッグカメラやエディオンは、「熊本地震後に先を見越して在庫確保」、「地震発生からすぐにメーカーに発注」という、メーカーの商品在庫確保対応をとった模様です。一方で、熊本地震の余震が長期化を予定しなかったヨドバシカメラは需要の５割しか満たせていない状況とのことです。発売後の価格低下変動が大きいデジカメの事例であり、災害時の初動対応の参考事例になる可能性があると思われます。パナソニックの生産影響のお知らせのURL: http://panasonic.jp/dvc/info.html リコーイメージングの生産影響のお知らせのURL: http://news.ricoh-imaging.co.jp/rim_info/2016/20160527_011242.html