調達ＮＯＷ・購買担当役員に聞く／イシダ執行役員・野田幸平氏-日刊工業新聞(2016年8月10日)

調達ＮＯＷ・購買担当役員に聞く／イシダ執行役員・野田幸平氏-日刊工業新聞 (2016-08-10)
本日の日刊工業新聞の調達NOWは、計量包装機器メーカー大手のイシダが掲載されています。顧客からの受注設計生産の短納期に対応した、サプライヤーからの短納期調達が話題になっています。サマリーは以下：・取引先は約400社強、その内の中小企業を中心とする部品サプライヤー29社ををイシダパートナーズクラブ（ＩＰＣ）会員としている。IPCとそれ以外の上位取引先約50社がメイン取引先。・取引先に対しては、毎年サプライヤー評価を実施している。・板金、基板、樹脂が主たる外部調達品目。・受注設計生産品は個別仕様となり、その都度、異なった板金の調達が必要になる。・受注設計生産は顧客納期が1～2ヶ月しか無く、イシダでの仕様決定後に個別仕様部品を発注するので、納期が非常に厳しくなる。・その対策として、以下を実施している。 -顧客情報管理（ＣＲＭ）システムを活用して商談の状況を見ながら需要を予測し、設計や調達と情報を共有し、事前準備を行っている。 -調達用の基盤となるシステムを現在構築している。