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Ardent Partners、2020年に向けて調達部門が取り組むべきチェックリストを発表 (2016-09-12)

8月後半に、以下の2つの重要と考えられるレポートの発表がありました。

・Ardent Partners: PROCUREMENT 2020: A Strategy Checklist for the Decade Ahead
 (2020年およびそれ以降に向けて、購買部門が取り組むべき項目チェックリスト)
・Hackett Group: The New CPO: A Roadmap for the First 100 Days
 (新任CPOが就任後100日の間になすべきことのロードマップ)

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ここでは、8月19日(日本時間)の開催されたWebセミナー(Webinar) "Procurement 2020: A Strategy Checklist for the Decade Ahead"で説明された前者について、幾つかのスライドを引用しつつ、内容をサマリーしてみます。

図1: アジェンダ
Webinarのアジェンダは、以下の4つでした。
2016年の購買-”現在の状況”
2020年の購買へと進むには
2020年に向けてのCPOの戦略チェックリスト
まとめ

最初の図2~3は、購買の現在の状況を述べています。

図2: 2016年のCPOにとっての2大プレッシャー
現在、CPOにとっての2代方レッシャーは、「支出削減」と「購買の価値・業績伝達」ですが、支出削減の重要性が減少してきている(購買に他の役割が期待されてきている)状況は、他のレポートとも同じになっています。

図3: 購買の重点領域とビジネス目標全般との合致
また、購買部門の活動が、ビジネス目標となかなか整合していないというのも、ずっと言われてきていることです。

図4: 2020年の購買へと進むには
さらに2020年に向けて、影響をおよぼすトレンドとして、「グローバル化」,「スピード」,「テクノロジー&ビッグデータ」、「イノベーション」の4つが挙げられています。

図5: 2020年に向けてのCPOの戦略チェックリスト
この現在の状況と影響を及ぼすトレンドを併せて、「戦略」,「組織(人材)」,「プロセス」,「テクノロジー」,「業績・パフォーマンス」の5つでの考慮点を図6~図9で説明しています。

そして最後に、図10で以下の5点を"まとめ”として挙げています。
・2020年の購買業務は、現在よりも重要性が増している
・現在の状況は変化する
・今こそ準備するとき
・アジリティ(迅速さ)が購買の成功の次の波の決め手となる
・以降にCPO戦略チェックリストをつけている