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サプライチェーン部門幹部の3分の1は変革を主導と思っているが、一般スタッフの見方は違う-Gartner (2016-09-13) | ||
調査会社ガートナーが9月1日に発表したレポート「Supply Chain Brief: CSCOs Are Leading Change, but Is Anyone Following?」の調査結果によると、CPOを含むサプライチェーン部門幹部の3分の1が業務変革を主導していると回答してきたが、一般スタッフは13%しかそのように思っていないとのことです。 このレポートを取り上げた英国の購買団体CIPSの記事によると、ガートナー社のコメントとして、以下のような指摘事項が並んでいます。 ・サプライチェーン部門幹部と一般スタッフの間では、自組織の業務変革力の認識に差がある ・サプライチェーン部門幹部の3分の1は変革をリードしていると回答してきたが、一般スタッフでそう思っているのは13%のみ ・変革を導入することと、それが業務定着することは違うのではないか ・サプライチェーン部門幹部は、一般スタッフにどのように変革を進めてもらうかまで把握する必要がある ・サプライチェーン部門幹部が変革伝達コミュニケーション計画策定に考えが及んでいなくて、かつコミュニケーション能力にも改善余地があるのではないか ・相手に応じたメッセージ内容や伝達方法の工夫が欠けているのでは.... 9月12日のArdent Partnersのレポートでは、購買部門と事業部門の整合不足が指摘されていましたが、サプライチェーン部門の幹部と一般スタッフの間の溝も指摘されているようです。 (参考)この件に関するガートナー社の発表「Gartner Survey Reveals More Than a Third of Supply Chain Executives Think They Are Leading Change While Employees Think Differently」のURL: http://www.gartner.com/newsroom/id/3430517 |