調達購買関連 最新トピックス |
十分な価値と存在感を出せている購買部門は、わずか20%にしか過ぎない-ISM & ATカーニー (2016-12-14) | ||
A.T.カーニーの購買部門成果測定モデル"ROSMA(Return on Supply Management Assets)"に基いて、ISMとA.T.カーニーが共同実施した調査"2016 ROSMA℠ Study"によると、8割の購買部門は成果が出せていないか、適正な成果報告を行えていないとのこと。 今回の調査では、ROSMAでのチェックに加えて、「ステークホルダーの声」調査も行われ、その結果がレポート本文中の「図2.購買を表現するに使われる上位25の用語」に表されました。これを見ると、上位15-20%にはほとんど肯定的な用語が並んでいますが、残りの8割分には否定的な単語の羅列になっています。(コメント欄に収録) このレポートによると、上位2割に位置づけられた購買組織は、以下の特徴を有するとのことです。 1.一緒にやっていく仕事仲間として、ステークホルダーから認識されている 2.成果、ステークホルダーの満足度、購買部門の生産性に責任を持つ 3.明確かつ有効に効果発揮している購買業績評価指標を持っている 4.購買部門および財務(経営管理)部門によって、定期的な業績評価が行われている 5.主要ステークホルダーは、購買が何によって価値をもたらすのかを理解している 6.主要ステークホルダーは、購買部門がどのように価値を生み出しているかを理解している 7.最低でも、かかったコストの7倍の財務的効果をあげている ATカーニー:2016 ROSMA℠ Study Report: "What Good Looks Like" https://www.atkearney.com/procurement/rosma/full-report?utm_source=SlideShare&utm_medium=social&utm_term=PAS&utm_content=20161213SS1&utm_campaign=2016GlobalROSMA2016 |