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企業トップの半分は、購買の仕事に興味関心は持っていないと購買側は認識との英国調査結果-Supply Management(CIPS) (2017-01-19)

少し古くなりますが、昨年の12月14日の記事が報じるところでは、英国の購買コンサルティング会社4C Associatesが512人の購買幹部とスタッフを対象に実した調査結果によると、企業トップは購買業務に関心がないと、回答者の48%が答えたとのことです。

さらに過半数の55%は、購買はコストカットのためのサポート部門とみなされ、戦略的価値をもたらすとは考えられていないと回答したとしています。

この調査を担当した4C Associateパートナーのマーク・エリス氏は、この結果について以下のようにコメントしています。

・購買部門は単なるコストカットを越えて、どんな価値をもたらしているかをアピールする必要がある。黙っていたら、単なるコストカッターのままだ。

・そのためには購買がもたらす価値を可視化できる指標を提示できなければならない。自然災害対策を準備したことで発生時対応コストがどのくらい減ったとか、企業のCSR向上による付加価値向上など。

・企業競争力強化に有益なサプライチェーン改善を購買が推進していけることを提示できなければならない。