2017年の英国の購買職種の給与は1割アップの見込み、但し契約スタッフが15%アップだが、正社員は4%どまり-Supply Management(CIPS) (2017年1月27日)

2017年の英国の購買職種の給与は1割アップの見込み、但し契約スタッフが15%アップだが、正社員は4%どまり-Supply Management(CIPS) (2017-01-27)
英系人材紹介のロバート・ウォルターズ社が毎年発表する「グローバル給与調査」の2017年版が昨日発表されましたが、購買職に絞った結果がSupply Managementに載りました。それによると・購買職の給与は10%上昇の見込みだが、契約スタッフが15%と大幅上昇予想に対して、正社員は4%の見込み。・高スペック購買職(要するにデキル人)への需要が、新人からベテランまでのどの階層でも、ここ数年高まってきている。・特にIT調達経験者(さらにベンダーマネジメントができる人)の需要が高い。・経営者のコスト削減意識の高まりとともに、購買職の需要が高まり、賃金アップにつながっている。一方で、物流を含めたサプライチェーン関連職種の情報は昨晩から飛び交っていましたが、調査によると平均4%アップだが、中堅層は15%アップが見込まれるとのことです。また、本日の日経新聞に全職種を対象とした日本の状況の報道記事が掲載されましたが、日本でも「スキルが高く複数言語を話せる人材は特に不足している」とのことで、外資系や国際展開する日本企業への転職時には、不足が顕著な職種は転職時に20％以上、給与が上がる例が見られているとのこと。 (参考記事:サプライチェーン関連職種の賃金動向) Supply chain salaries to rise 11pc http://www.logisticsmanager.com/supply-chain-salaries-to-rise-11pc/ Supply chain salaries up in 2017 http://www.shdlogistics.com/news/supply-chain-salaries-up-in-2017 (参考記事:日本での賃金動向) 転職で年収アップ目立つ　ＩＴ・化学・医療機器民間調べ、外資系など-日本経済新聞 #COBUY http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20170127&ng=DGKKZO12181620W7A120C1QM8000