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BMWとダイムラー、ドイツのライバル企業同士が共同購買をますます拡大へ-Automotive News (2017-02-01)

ドイツの新聞紙上(Frankfurter Allgemeineなど)で常に販売台数が比較されるライバル企業同士の部品共同購買はますます拡大する見込みと報じられています。

2008年から始まったBMWとダイムラーの共同購買ですが、BMWの新CPOのMarkus Duesmann氏は、Frankfurter Allgemeine紙のインタビューでますます拡大の意向を示しています。
Duesmann氏は大幅な支出削減を意図して権限あるCPO職が9年前に設置されて以降、3代目のCPOにあたりますが、以下のように語っています。

・部品の8割は外部購入しており、その中でも差別化要因にならない部品(タイヤ、シートポスト、冷却液ポンプおよびケーブルコネクターなどの小物部品など)はダイムラーと共同購買していく。

・BMWとダイムラーで合わせると膨大な数量になり、交渉力が大いに高まるので、共同購買検討の話し合いの場は定期的に設定していし、共同購買範囲はもっと拡大したい。

・さらに自動車メーカーの購買部門としては、ソフトウェアや燃料電池にも今後取り組んでいかねばならない。モデルごとにあらゆる電池メーカーから協業・選定する。

参考)BMW will Strafzöllen und dem Brexit trotzen-Frankfurter Allgemeine
http://www.faz.net/aktuell/wirtschaft/unternehmen/bmw-will-us-strafzoellen-von-donald-trump-brexit-trotzen-14699240.html
("Gemeinsame Sache mit Daimler? Kein Problem"を以降を参照)