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三菱自、ゴーン流改革でいきなり黒字達成が波紋…コストカットの嵐に下請けは戦々恐々-ビジネス・ジャーナル (2017-02-12)

三菱自動車の2017年3月期の通期連結業績見通しの黒字化は、売上増ではなくコスト削減が主たる要素であり、特に購入部品のコスト削減が大きく寄与しているのではとの記事が掲載され、ネット上の各サイトのニュース欄にも掲載されました。

「話もある」、「模様で」という言葉が散見される記事ですが、日産自動車の田川常務も決算会見で三菱自との相乗効果について、「購買ですでにコストが下がっている」と語っていることから、短期間で成果を上げた手法は注目しておくべきかと思われます。

ビジネス・ジャーナルの記事の要点は以下:

・日産が三菱自に派遣した幹部が中心となって、早くも部品購買コストの削減に乗り出している(正式アライアンスから2ヶ月半で黒字見通しに転換)
・サプライヤーに取引継続を条件に、購入減少の補償金抑制の交渉を的確に実施
・これまで取引先を日産系と競わせて購買コストを削減しているらしい

参考)日産自の田川丈二常務の決算会見
日産自:米国で高水準の販売奨励金抑制へ、10-12月は営業大幅減益-ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-09/OL2WAH6KLVRD01