「RE100」88社参加−米アップル、取引先に呼びかけ　日本はゼロ-日刊工業新聞 (2017年3月15日)

「RE100」88社参加−米アップル、取引先に呼びかけ　日本はゼロ-日刊工業新聞 (2017-03-15)
「再生可能エネルギー100％」をグローバル規模で実現することを目指すイニシアチブ「RE100」に加盟したことを2016年9月に発表したアップルですが、サプライヤーにも再生エネの導入を呼びかけ、２０年までに自社とサプライヤーを合わせ、原子力発電４基に相当する４００万キロワットの再生エネ導入を目指すとのことです。この対応事例としては以下が紹介されています。・レンズやカバーガラスのサプライヤーが再生エネ１００％化を目標設定・鴻海精密工業も再生エネの活用を推進・イビデンはアップル向け製品の製造で消費する電力以上の太陽光発電を設置する計画この動向の影響として、以下の2点が指摘されています。・再生エネルギー対応がサプライヤー選定基準に含まれるようになると、アップルと取引している日本企業も再生エネルギー対応を求められるかもしれない。・アップルに倣った、サプライヤーを含めた再生エネルギー利用促進が日本企業にも求められるようになるかもしれない。