トヨタ、部品価格値下げ要請　上期１％未満−昨年度下期並み-日刊工業新聞 (2017年4月30日)

トヨタ、部品価格値下げ要請　上期１％未満−昨年度下期並み-日刊工業新聞 (2017-04-30)
4月19日の日刊工業新聞では、トヨタがサプライヤーに要求する2017年度上期（4月～9月）の部品価格の引き下げ幅は大半が1%未満で、16年度下期（16年10月～17年3月）と同等の価格水準での購入となると報じています。また、赤字の会社などは値下げが免除される場合もあるとのことです。トヨタは14年度下期と15年度上期に部品価格の引き下げを一律で見送った後、15年度下期は価格改定を再開、16年度下期に引き下げ幅をわずかに拡大して来た状況にあります。今回は前期と価格を“同等に抑えた”状況です。しかし連結営業利益を増加するために、17年度も取引先とともに原価低減を推進し、その成果は取り込んでいく予定と報じられています(16年度の決算では「原価改善の努力」として4250億円を予定しています)。