三菱重工、２協力会を解散　航空関連調達は本社主導に-日刊工業新聞 (2017年4月30日)

三菱重工、２協力会を解散　航空関連調達は本社主導に-日刊工業新聞 (2017-04-30)
三菱重工業の航空・防衛・宇宙事業の協力会が相次いで解散したことが、4月21日に報じられています。名航協力会が3月末、ＭＡＳＴＴが4月28日に解散したとのことです。それに関して、日刊工業新聞は以下のように説明しています。・三菱重工業は、2013年の事業ドメイン制導入後、抜本的なコスト削減に向け、本社主導による調達改革を推進している。そこで事業所ごとにあった調達などの機能を本社に集約、かつ協力会の加盟・非加盟にかかわらず、競争力の高いサプライヤーとの取引を増やしている状況にあり、事業所単位の協力会の解散は本社主導への変化を反映している。・4月1日には本社管轄の民間機調達センターを神戸造船所（神戸市）に設置、名古屋誘導推進システム製作所などにあった調達機能を集約し、事業所単位のの協力会の必要性が薄れた。なお、ＭＡＳＴＴに加盟する企業の幹部は「解散は時代の流れ。良いモノづくりをするだけ」とコメントしています。