スズキ、インド拠点に部品メーカー誘致　グジャラート州で大物を生産-日刊工業新聞 (2017年6月15日)

スズキ、インド拠点に部品メーカー誘致　グジャラート州で大物を生産-日刊工業新聞 (2017-06-15)
インド４輪車市場で約５割のシェアを握るスズキがインド主要生産拠点敷地内に日系サプライヤーを誘致し、密接したサプライチェーンを構築する計画であることが、6月6日の日刊工業新聞に報道されています。記事ではオンサイト方式とよばれていますが、いわゆるサプライヤーパークの設置と想定されます。主な内容は以下。・2017年2月に量産を開始したスズキ・モーター・グジャラート（ＳＭＧ）は、現在の生産能力25万台/年を75万台/年に拡大し、今後のスズキの４輪車生産の1/3を担う予定である。・ただし、周辺に日系部品メーカーはほとんどなく、スズキの既存工場があるハリアナ州やトヨタ自動車系メーカーが集積するベンガルール、日系メーカーが多いプネーなどから数百キロメートルの距離を、調達部品を運んできている。・これに対し、工場敷地内に大物部品を中心に、日系サプライヤーを誘致し、オンサイト方式で部品供給を受ける。すでにフタバ産業などが進出を検討。・グジャラート州では、官民一体の部品メーカー誘致が進められ、一大自動車産業集積地に発展する可能性がある。