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スバル、電動・自動運転の有力技術に目利き役-ニュースイッチ(日刊工業新聞) (2017-07-10)

スバルが電動自動車や自動運転車といった先端技術の購買に対応するため、専任担当者を購買部門に配置したことが、7月5日の日韓工業新聞(同一記事が7月6日のニュースイッチ)に掲載されています。

記事の概要は以下。

・調達部門はこれまで車の生産増に伴う部品の調達対応に追われていたが、2016年度までにめどを付けた。今後は将来を見据えた先進技術の取り込みを強化し、スバル車の競争力向上につなげる。

・調達本部内に専任担当者を3人配置した。
・電動化、自動運転、コネクテッドカー(つながる車)など次世代車に必要な先進技術や部品情報を収集する。
・さらに、取引がなかったサプライヤーも含めて先進技術を把握し、実際の調達に向けた課題を洗い出して、有力な技術を持つ企業との円滑な取引につなげる。

・それとともに、専門人材である担当者は、開発会議に参加するなど、技術本部との連携も強める。

・スバルは4月1日付で購買本部から調達本部に名称を変更した。狙いは、中長期を見据え次世代車に必要な技術や開発リソースを含めた調達を戦略的に行うための体制強化。

・専任担当者の設置は、その体制強化の一環。