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転職求人倍率は全体として過去最高圏も、購買職は横ばい-リクルート調査結果 (2017-07-21)

先日、マイナビの「2017年版職種別モデル年収平均ランキング調査」についてお伝えしましたが、リクルートでは「資材購買・物流・貿易」職を区分した転職求人倍率のレポートを毎月発表しています。

これについて、2014年11月から2017年6月(最新)までの推移をグラフ化してみました(下図参照)。その結果、ほぼ求人数と転職希望登録数がほぼ一致する1.0倍近辺で推移しています。

転職求人倍率が高い業界の例としては、コンサルティング業界(5.62倍)、インターネット業界(4.96倍)が挙げられています。また職種ではインターネット専門職(5.83倍)が挙げられています。しかしこれらの業界・職種は転職する人が多い、ある意味では長期定着率が低い状況があり、一概に高いことがよい事であるとは言い難い面があります。

しかし全体でも過去最高圏(1.87倍)にある中、変化なく1.0倍前後で推移している状況から、今後も購買職に就いていく場合は、より自己研鑽などの自主的努力をしておく方が安心できる状況を醸成できると思われます。

参考)2017年6月の転職求人倍率を発表。6月は1.87倍(前年同月差 +0.07)-リクルートキャリア
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2017/170712-01/