自動車部品の金型、在庫適正化へ指針　経産省-日本経済新聞 (2017年7月25日)

自動車部品の金型、在庫適正化へ指針　経産省-日本経済新聞 (2017-07-25)
7月25日の日本経済新聞で、経済産業省が自動車メーカーの下請け企業などを対象に、部品生産に使う金型の在庫を適正化するための指針を公表したことが報じられています。この指針は、「型管理（保管・廃棄等）における未来志向型の取引慣行に関する研究会」の結果として、「未来志向型・型管理の適正化に向けたアクションプラン」というタイトルで発表されています。内容は3つの基本方針のもと、型の廃棄、保管料支払い、マニュアル整備等について、今後、事業者が型管理の適正化を強化していくための具体的な取組内容をまとめたものとされ、今後3カ年の実施イメージや具体的な実施要領も付けられた18ページの資料となっています。・不要な「型」は廃棄する。【「減らす」＝管理対象の削減】・引き続き保管が必要な「型」については、必要な管理費用（保管費用等）の支払いや保管義務期間等について、協議・合意の下、取り決めを行う。【「見直す」＝管理対象の管理の適正化】・型管理について、社内においてルール（マニュアル等）を明文化する、運用のあり方を今一度見直す。【「仕組みを作る」＝管理の自立化】参考) 「未来志向型・型管理の適正化に向けたアクションプラン」を取りまとめました-経済産業省 http://www.meti.go.jp/press/2017/07/20170724001/20170724001.html