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車メーカー調達担当に聞く(5)日産自動車常務執行役員・内田誠氏-日刊工業新聞 (2017-08-09) | ||
毎週水曜日の連載「車メーカー調達担当に聞く」で、8月9日は日産自動車の内田誠常務執行役員のインタビュー記事が掲載されています。 概要は以下。 ・営業利益率8%の2017年度からの中期経営計画に対応する調達方針としては、前中期経営計画を継続し、持続可能な競争力を追求することが基本路線。三菱自動車も加えたルノー・日産アライアンスで、サプライヤーと新車の企画段階からコストの最適性を図る取り組みを深掘りする。 ・調達、物流、生産までの総コスト『TdC』削減の取り組みとしては、総コストを見た上で部品や物流などの関連コストの最適化を進め、さらにそれを車種軸に見る。前中計の土台をさらに進化させる。 ・電動化や自動運転など先進分野の技術開発は、目標に即したロードマップができれば、どの領域でどのパートナーが見えてくるので、そこで日産のボリューム(事業規模)効果を最大限に生かす。先進分野では、サプライヤーの開発リソースの活用が重要で早期参画を進めるとともに、変化スピードに対応した最適化を図る。 ・三菱自動車とは資本提携以降、購買面の取り組みは着々と進んでいる。 ・IT分野の企業などの異業種とも、購買部門の組織対応で連携強化を図ることが必要。 |