ダイハツ、海外調達員スキル高度化　日本人向け研修応用-日刊工業新聞 (2017年8月15日)

ダイハツ、海外調達員スキル高度化　日本人向け研修応用-日刊工業新聞 (2017-08-15)
8月10日の日刊工業新聞で、ダイハツ工業が日本人向けの育成プログラムを海外スタッフに適用し、スキルアップを図る活動を今秋に始めることが報道されています。概要は以下。・ダイハツ工業は、昨夏、日本の若手調達スタッフに始めたモノづくりと調達の基本を学ぶ育成プログラムを横展開し、海外スタッフのスキル育成を図る。・若手中心に本社調達本部の３割にあたる約５０人に対して、自社独自テキストで週2回ベースで実施してきた育成プログラム(機械加工や鋳造などのベーシック技術、工程の見方といった基礎分野)を適用する。・インドネシアとマレーシアの生産子会社の調達業務ローカルスタッフ各１００人、計約２００人のスキルを高めることを狙う。・その手段として、両子会社から選抜した計５人ほどの調達スタッフを日本に呼び、日本で数ヶ月の実習を受けた後で、現地に帰国し、そこで展開させる。・トヨタグループで新興国向け小型車を実質的に担当するダイハツ工業は、仕入先と一体で、良品廉価なモノづくり推進をするに現地部門の育成が必須と判断。