車メーカー調達担当に聞く（６）ダイハツ工業執行役員調達本部本部長・枝元俊典氏-日刊工業新聞 (2017年8月25日)

車メーカー調達担当に聞く（６）ダイハツ工業執行役員調達本部本部長・枝元俊典氏-日刊工業新聞 (2017-08-25)
水曜日に連載されている日刊工業新聞の「車メーカー調達担当に聞く」の第6回に、ダイハツ工業執行役員調達本部本部長・枝元俊典氏のインタビュー記事が掲載されました。概要は以下。・トヨタグループとして(完全子会社化で)軽自動車と新興国小型車領域を担うことになったが、調達としてはＤＮＧＡ(新設計思想)実現を通じてダイハツらしい良品廉価なモノづくり実現を目指す。・先端技術の低コスト化、コンパクト化に対して、技術開発の進度を見つつ、段階に応じた発注シナリオを策定・実行する。・ＤＮＧＡに対して調達部門は部品別発注戦略を具体的に描き始めている。・未成熟な海外サプライヤーを支援しつつ、現地現物で良品廉価な部品を一緒につくり上げていく。・先端技術の取り込みについては、週一回の割合でサプライヤー５、６社に来てもらって、技術部門や経営陣にも出席してもらい、新製品の説明・展示会を実施してもらっている(先端技術の"みんなの技術化")。・昨年までは年５―６回ダイハツ向け提案してもらう姿勢だったのを、技術紹介という形で、開催頻度を上げ、取引の有無に関わらず実施している。・トヨタグループのサプライヤーとの関係は従来からあるが、先端技術は簡単ではなく、腹を割って、新しい関係を築く必要がある。参考)ダイハツ“みんなの技術化”って何？-ニュースイッチ http://newswitch.jp/p/10153