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ATカーニー、3年ぶりに調査レポート"Assessment of Excellence in Procurement"の最新版を発表 (2017-09-20) | ||
購買領域で権威あるコンサルティング会社であるATカーニーから、3年ぶりに購買業務の現状を評価するレポート"Assessment of Excellence in Procurement(AEP)"の最新版が公開されました。 今回のレポートは1992年のスタートから数えて9冊目にあたるとのことで、前回の2014年からも3年ぶりになります。 レポートでは、企業の購買部門を次のように層別化しています。 ・リーダー(Leader 7%) ・向上指向(Aspirant 11%) ・並の組織(The Pack 55%) ・悪戦苦闘(Strugglers 27%) そしてリーダーは、ATカーニーの購買業務費用対効果モデルであるROSMAベースで、並の組織に比べて約3倍の成果をあげていると報告されています。 さらにリーダーは現状に満足せずに、以下の領域に将来投資に積極的とも述べられています。 ・購買部門が戦略的なパートナーであり続ける ・ブロックチェーンやロボット自動プロセス化などのデジタル化による購買業務変革 ・優秀人材にとって魅力ある、そして継続して働き続ける職場環境 ・リスク管理能力の改善 ・サプライヤーとの共同イノベーションの実施 ・事業面での購買貢献業績の明確な提示 そしてリーダートして成功を収め続けるには、以下の3つの成功の方程式が実施できている必要があると説明し、内容の概説を行なっています。 ・品目カテゴリーマネジメント(Category excellence)-コスト削減の最重要要素 ・チームマネジメント(Team excellence)-ユーザと購買部門の協働の巧拙 ・サプライヤーマネジメント(Supplier excellence)-サプライヤとの協働 参考)The Assessment of Excellence in Procurement Study-ATカーニー https://www.atkearney.com/procurement/the-assessment-of-excellence-in-procurement-study (このページより、レポートのダウンロードが可能) |