カシオ、調達先ＣＳＲの質問状刷新　設問に「人権配慮活動」例示-日刊工業新聞 (2017年10月9日)

カシオ、調達先ＣＳＲの質問状刷新　設問に「人権配慮活動」例示-日刊工業新聞 (2017-10-09)
さらにカシオの調達ＣＳＲについて、サプライヤーに提出してもらう質問表(自己点検表)を改訂したことを、10月9日の日刊工業新聞が報じています。概要は以下。・カシオ計算機は、２０１８年度にＣＳＲの質問表(調査票)を刷新する。・設問に労働者の人権配慮など求める活動を例示し、調達先が参考にして取り組みを進められるようにする。・カシオの新しい質問状は、人権・労働、安全・衛生、環境、公正取引・倫理、品質・安全性、情報セキュリティー、社会貢献の計７項目、８０問より構成。各設問にレベル別に事例を付して、より明確に実施水準がわかるようにする(従来は、できている/できていないのYes/No設問であった) またこの記事では、パナソニックがアジアの調達先にＣＳＲ方針を伝える会議を開催していることも記述しています。また他業界の事例として、ファーストリテイリングの生産委託先の公開、米ウォルマートが環境や社会への配慮を調達基準としていること、アップルも調達先に再生可能エネルギーの活用を働きかけるなどが挙げられています。