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日本ユニシス、コスト査定にAI 調達向けツール-日刊工業新聞 (2017-12-19)

12月15日の日刊工業新聞で、日本ユニシスがコスト査定にAIを活用したツールを開発したことが記事になりました。

ツールの機能については、以下のように報じられています。
・過去の類似部品データをAIに学習させ、予測価格を算出する。
・日々、蓄積・更新されるデータを基に予測モデルは調整される。
・見積もりが来た場合に、予測価格を比較して、コスト削減要素を指示する。

この機能は、製造業の購買・調達部門専用の分析業務支援サービス(ツール)「eBuyerBrains」のオプションとして提供されるとのことです。

AIにおける分析機能を活用して、価格決定要素の相関関係から、予測モデルを構築するツールのように思えます。
このようなデータ分析系に加えて、米国のLevaData社のようなソーシングプロセスの実施支援を担当するツールが進化してきています。

購買業務におけるAI活用は、価格のみならず、契約や違反行為などのデータ分析系と、業務プロセス実施支援の2面で進んでいるように思えます。