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アクセンチュアのリーダーが語る、購買の達人が実践する流儀-Supply Chain Management Review (2017-12-31)

12月28日に、アクセンチュア戦略部門のサプライチェーン領域リーダー、Kevin Doran氏の執筆記事が掲載されました。アクセンチュアのレポート「購買マスターとはどのような人なのか(Portrait of a Procurement Master)」に基づくものです。

◆購買マスターとはどのような人なのか

レポートで述べられている概要は以下。

・購買の達人(マスター)と言える成績上位1割の購買マネジャーが、費用の15倍の効果を叩き出している。もちろん、万能の施策などはないが、彼らの作法を俯瞰してみる意義はある。

・もちろん、業務プロセスの自動化や、購買戦略などの従来からの施策にも、マスターたちは通じている。

・しかし、以下のような特長的な施策が実施されていた。
-支出予算の共有(Co-owing):予算の効果的な使途に購買部門も責任を持つ。
-事業部門のコスト構造の"あるべき姿"を描きなおしてみせる(Rebasing)。
-事業部門と言葉や目標を共有し、新製品導入にも半数が関与している。

・さらに調達部門を単なる事務部門を越えたものにするために、知識共有、リスク・規制対応、プロセス自動化などにも、彼らは熱心である。
・また非付加価値業務のアウトソーシングを進めるなど、全てを自前主義では行わない。
・さらに外部リソースの活用にも長け、他社比較などで常に将来の可能性を探る態度を持つ人々である。

参考)
Portrait of A Procurement Master-Accenture
https://www.accenture.com/us-en/insight-portrait-procurement-master