ガートナー、2018年以降の購買ＩＴソリューション予測を発表-Supply Chain Quartely (2018年1月9日)

ガートナー、2018年以降の購買ＩＴソリューション予測を発表-Supply Chain Quartely (2018-01-09)
調査会社のガートナー社が、昨年11月に出し購買ＩＴソリューションの2018年以降の予測レポートについて、Supply Chain Quartelyが1月6日に記事にしています。ガートナー社のレポートでは、2022年の状態を以下のように予測し、この状態に対応していくことを求めています。・既存方式の支出分析ツールの半分が、AI活用のクラウドツールに置き換えられている。・B2Bの多品種少量購入の75%は、アマゾンビジネスか、アリババ(1688.com)経由になる。・発注以降(Order-to-pay)のプロセスは、機械アシスタントやチャットボットが操作支援をする(ユーザー操作支援は完全無人化される)。なおこれと併せて、2017年7月24日付レポート「2017年の購買ＩＴソリューションのハイプ・サイクル(成熟度カーブ)」も参照しておくことが、ＩＴソリューション動向を把握する上では重要になると考えられます。これを見ると、ＡＩ適用ツール群は未だ熱狂の高まりの途上にあるの対して、プロセスのロボット化/自動化は熱狂の頂点を過ぎつつあり、ＣＳＲやサプライヤー管理が熱狂から覚めた幻滅の底にあるなどが提示されています。参考) Gartner announces its top three procurement technology predictions for 2018 and beyond-Supply Chain Quartery http://www.supplychainquarterly.com/news/20180105-gartner-announces-its-top-three-procurement-technology-predictions-for-2018-and-beyond/ Gartner: AI and B2B marketplaces will dominate procurement-SupplyChainDive) https://www.supplychaindive.com/news/gartner-trends-2018-AI-b2b-marketplaces-chatbot/514389/) ) Predicts 2018: Procurement and Sourcing Technology-SCOUT(レポート入手可能) http://learn.scoutrfp.com/FY18-Content-Gartner-2018Predictions_Gartner-2018-Predictions.html Hype Cycle for Procurement and Sourcing Solutions, 2017-Coupa(レポート入手可能) http://get.coupa.com/Report_Gartner_HypeCycle_Q317.html