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海外向けBPOスタッフの増加が鈍化、7年間で最低の伸び-The Economic Times (2018-04-12)

海外向けBPO市場(含:購買業務)の伸びが鈍化しているとの報道が4月5日に、インドの経済紙"The Economic Times"のサイトでありました。

Nasscom社の調査によると、2018年度は36,000人しか増加しておらず、これはリーマン・ショック後の7年間で最も低い伸びとのことです。なお、リーマン・ショック直後の2010年度は32,000人の増加と、その前年(2009年)の103,000人から大幅減少したとのことです。

海外向けBPOは2000年代(2003年~2009年)に非常に強い伸びを見せましたが、2018年度はかなり増加ペースが落ちてきていることになります。一方で利益幅は人数増加以上に伸びていますので、生産性向上策(ベンダーの維持手努力に加え、BPO契約では発注者に対して生産性向上目標が入れられるのが通常)の効果が出ているとの見方もあります。一方でプロセスのロボット自動化などの影響も考えられるとされています。

今後の購買業務配置・配分の検討の際には、頭の片隅にとどめておくべきことかもしれません。