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米国OEMから見えるサプライヤー、協力的な日本企業が急に秘密主義になるとき-日経XTECH (2018-05-29) | ||
※「登録会員限定記事 現在はどなたでも閲覧可能です」との期間限定の様子の記事です。 米国大手メーカーの現地テクニカルセンターに勤務し、原価企画担当を担当している方の、ある意味エッセイのような文章ですが、興味深い内容と思います。 以下のような内容が述べられています。 ・バイヤーが見積を2~3社に絞った段階で、原価企画担当(≒コストエンジニア)の筆者が検証する。 ・指定見積書で提出してもらっているが、内容の辻褄が合っているのは6~7割。残りは価格明細が矛盾している。 ・矛盾は、積算ではなく、価格合計から逆算して記入するところからきている様子だ。そのような場合には、その根拠(写真など)に難色を示してくることが多い。 ・ごまかしなしに積極的に部品本体の根拠明細開示してくれる米国サプライヤーには、設備分の若干の矛盾には目をつぶることがある。 ・一方で非協力で、買い手側の時間切れを狙ってやり取りを長引かせる米国サプライヤーもいる。 ・日系サプライヤーは上記の中間だ。製造工程に話が及ぶと秘密主義で開示しない場合が多い。 ・ドイツ系サプライヤーは、見積内容の確認や交渉にすら応じてもらえない傾向がある。 ※ドイツ系というか、欧州の自動車系については、明細も出ないし、「嫌なら買うな」的な強気な...私もそんな感覚です。 |