デロイトトーマツ、2018年のCPOサーベイの日本語版を公開 (2018年7月10日)

デロイトトーマツ、2018年のCPOサーベイの日本語版を公開 (2018-07-10)
このレポートは、デロイトが毎年実施している調査結果をまとめたもので、最新の購買トレンドの把握に有効であることに加えて、デロイトのコンサルタント自身が翻訳を担っているとのことで、翻訳の質も高い優れたものに、毎回なっています(コンサル会社は、下訳を翻訳会社に依頼することが多く、日本語版の内容に難があることが多々ありますが、デロイトトーマツではそれがありません)。非常に貴重な資料と思います。なお、レポートでは要旨として、以下の内容を挙げています。・調達リーダーの最優先事項は変わらずコスト削減であり、78%の回答者が最優先戦略だと答えた。調達部門の前年比コスト削減パフォーマンスは2017年の58%から2018年には61%に改善した。・全般的なサプライチェーンの可視性は低く、調達リーダーの65%は一次サプライヤーより先の可視性が限定的であるか、まったくないと回答している。・調達リーダーの73%が組織の経営陣からの支持を得られていると回答している。しかし、「強い支持」を得られていると感じている回答者は43%から31%に減少した。・調達リーダーの51%は自分たちのチームが調達戦略を遂行するためのケイパビリティを有していないと考えている。調達リーダーは、調達部門内およびサプライヤーにおける伝統的な人材モデルや慣習から移行し、イノベーション、建設的なディスラプションおよびデジタルトランスフォーメーションの分野におけるリーダーシップのケイパビリティギャップを埋めることの必要性を感じている。参考) 調査レポート：Global CPOサーベイ2018 - デロイトトーマツ https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/operations/articles/scm/cpo-survey2018.html Global CPOサーベイ2018 日本語翻訳版を公開-時事通信 https://www.jiji.com/jc/article?k=000000153.000000202&g=prt デロイト、グローバルCPOサーベイの2018年版(Global CPO Survey 2018)を発表-Deloitte (2018年3月5日) https://www.facebook.com/itscobuy/posts/1817647371599832