購買担当者の65%が規制強化が業務の妨げ(ビジネスリスク)となっていると考えている-Supply Chain Dive (2018年7月15日)

購買担当者の65%が規制強化が業務の妨げ(ビジネスリスク)となっていると考えている-Supply Chain Dive (2018-07-15)
調査会社ダン＆フラッドストリート社が、米英を中心とした世界中の購買やコンプライアンス担当幹部職600人以上を対象に、「コンプライアンス＆購買担当者の心情調査(Compliance and Procurement Sentiment Survey )」を初めて実施したとのことです。その結果として、以下が挙げられています。 (なお、回答結果には、GDPRなどの様々な規制強化が進んでいる状況も反映されているような気がしました) ・回答者の9割は、購買業務の適正実施や企業ルール遵守の状況は良好と考えるが、悩みもある。・規制強化については、回答者の65％が、ここ3ヶ月で業務リスクとしての度合いが上昇したとしている。・また回答者の53％が、規制強化で業務効率が悪化したと回答している。・今後の6ヶ月間のやるべきことの上位には、以下が挙げられた。 1. 取引先/サプライヤーの適正性確認(デューデリジェンス) 2.規制に関する社内教育 3.サプライヤーの継続モニタリング 4.リスクベース・アプローチの導入・ITは業務の促進ツールでもあるが、36％は障壁(バリア)と回答している参考) Sentiment Report Highlights Compliance and Procurement Trends, Concerns-Dun&Bradstreet https://www.dnb.com/perspectives/corporate-compliance/compliance-procurement-leaders-survey.html