三菱自、豪雨被災の取引先に110億円前倒し支払い-ニュースイッチ(日刊工業新聞) (2018年7月30日)

三菱自、豪雨被災の取引先に110億円前倒し支払い-ニュースイッチ(日刊工業新聞) (2018-07-30)
岡山県倉敷市の水島に生産拠点を持つ三菱自動車が、西日本豪雨で被災した取引先255社に、総額110億円の代金を前倒しで支払ったことが、25日に日刊工業新聞で報道されました。ニュースイッチの明豊記者は、「岡山県内に部品関連工場だけで３０社以上あると見られ、水島製作所構内や協力会社と合わせ県内で１万４０００人前後ほど雇用していると見られる。」とコメントしていますが、支払サイトの短縮というルール変更をして、資金面でのサプライヤー支援を行った模様です。記事では三菱自動車の業績が好調なことも述べていますし、相応の現預金も持つ企業ではありますが、取引条件を変更して、サプライヤーの緊急事態に即座に対応したところは、底力を感じます。