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2019年の出張費用は、世界平均で航空機 2.6%高、ホテル3.7%高と上昇見込み-CIPS(Supply Management) (2018-08-13)

Global Business Travel Association (GBTA) とCarlson Wagonlit Travel (CWT)の2019年の出張旅費市況に関する見込みが、アジア分も含めて、CIPS(Supply Management)で報じられました。 それによると、グローバルな経済成長(好景気)と原油高から、さらに航空運賃ではパイロット不足などから、来年の出張旅費はかなり上昇するとのことです。ただし日本は下落が見込まれています。

■航空運賃
・アジア太平洋:
 平均で3.2%上昇。中国(3.9%)、ニュージーランド(7.5%)、インド(7.3%) が高騰の上位。
 ただし日本はオリンピックに向けて輸送人員数が増え、3.9%の下落を予想。

・西欧: 平均4.8%上昇。ノルウェー(11.5%)、フランス(6.9%) 、スペイン(6.7%)で上昇が顕著。
・東欧と中東・アフリカ(EMEA): 2~2.3%下落。
・中南米: 2%下落。ただしメキシコ(0.1%)、コロンビア(1.2%)、チリ(7.5%)上昇。
・北米: 1.8%上昇。

■ホテル
・アジア太平洋: 5.1%上昇。特にニュージーランドは11.8%上昇。しかし日本は3.2%下落。
・西欧: 5.6%上昇。ノルウェー(11.8%)、スペイン(8.5%)、フィンランド(7.1%)、フランスとドイツ(6.8%)
・東欧: 1.9%下落
・中東・アフリカ: 1.5%
・中南米:
 1.3%下落。下落はアルゼンチン(-3.5%)、ベネズエラ(-3.4%)、ブラジル(-1.9%)、コロンビア (-0.7%)。
 しかし、チリ(6.4%)、ペルー(2.1%)、メキシコ(0.6%)上昇。
・北米: 2.1%上昇。カナダが5%、米国は2,7%上昇(少し計算が合わないですが)