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トヨタ、下期の支給材価格据え置き 鉄鋼メーカーに譲歩-日刊工業新聞 (2018-08-25) | ||
トヨタの支給材価格はその期の国内鋼材価格の指標とされますが、8月24日の日刊工業新聞が、2018年下期(2018年10月~2019年3月)の価格据え置きを報じました。2018年上期に続いての据え置きになります。 経緯などについて、日刊工業新聞は以下のように報じています。 ・鉄鋼の主原料価格が下落傾向だが、収益改善が遅れる鉄鋼メーカーの鋼材相場全体での下落懸念に配慮。 ・今後の鉄鋼メーカーと機械、電機、造船など大口需要家との価格交渉は、鉄鋼側が値上げを含め強気の姿勢で挑む見通し。 一方で、8月23日の日刊工業新聞は「非鉄、下押し圧力高まる 米国発の貿易対立で」のタイトルで、非鉄金属(銅、アルミ、亜鉛、ニッケルなど)の価格低下傾向を報じています。 LMEの非鉄金属相場が6月に比べて1~2割下落しましたが、さらなる下落圧力も予測しています。 (参考:トヨタ鋼材支給価格推移) 2018年度下期(10~19年3月)は据え置き 2018年度上期(4~9月)は据え置き 2017年度下期(10~18年3月)は5%強(推算)の引き下げ 2017年度上期(4~9月)は22.4%の引き上げ 2016年度下期(10月~17年3月)はほぼ据え置き 2016年度上期(4月~9月)は約4.6%の引き下げ 2015年度下期(10月~16年3月)は約8.6%の引き下げ 2015年度上期(4月~9月)は据え置き 2014年度下期(10月~15年3月)は据え置き 2014年度下期(10月~15年3月)は3%弱の引き下げ 参考) 非鉄、下押し圧力高まる 米国発の貿易対立で-日刊工業新聞(2018年8月23日) https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00485706 国際商品、軒並み下落 19品目 9カ月ぶり低水準 需給緩和やドル高響く-日本経済新聞(2018年8月23日) https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20180822&ng=DGKKZO34425210R20C18A8QM8000 |