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スバル常務執行役員に聞く、調達部品の品質向上策 不良出ない生産ライン構築へ -日刊工業新聞 (2018-08-30) | ||
スバルのサプライヤー巡回による調達部品の品質向上策などに関する調達担当常務インタビュー記事が、8月30日の日刊工業新聞に掲載されました(米国での巡回については、8月28日の日刊工業新聞でも取り上げられました)。 記事の概要は以下。 ・スバルは2025年度までの中期経営計画で品質向上を最重要テーマに掲げている。 ・調達部品の品質向上に向けて2017年4月に調達部門内に設置した『外製品質改善推進部』が中心となって、重要保安部品のサプライヤーを中心に、329のサプライヤー生産拠点を巡回した。 ・サプライヤー各社の状況を把握したので、今後は品質に課題がある会社を重点的にフォローし、品質の作りこみを進める。 ・米国工場の調達部門にも同様の部署を新設した。検査部門や品質管理部門とチームを組んで、サプライヤーの巡回支援を進める。 ・これにより、世界販売の約7割を占める北米で現地調達部品の品質を高める取り組みを強化する。 ・タイでフォレスターのノックダウン生産(CKD)に向けては、リスク軽減の配慮から、日本ですでに取引があるサプライヤーを採用。 ・電動化、自動運転など次世代車向けの部品調達は、技術部門と連携し、かつ開発思想を理解・共感してもらえるサプライヤーと、先行開発のさらに前の段階からサプライヤーと協力する活動を加速する。 ・14年度発売の新型車比で、20年度に2割削減の原価低減目標のはおおむね計画通りに進捗。 参考) スバル、米で品質向上支援部署 サプライヤーを巡回 -日刊工業新聞(ニュースイッチ) (2018年8月28日) https://newswitch.jp/p/14240 |