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豪政府協議会がストラテジック・プロキュアメントを行うに必要なスキル要件ガイドを発行-APCC (2018-09-15) | ||
調達・施設建設・資産管理に関わる豪政府機関11団体から構成される協議会「Australasian Procurement and Construction Council Inc (APCC)」が8月14日に「FUTURE PROCUREMENT SKILL REQUIREMENTS:A More Strategic Procurement Approach(これからの購買業務スキル要件:より戦略的な購買アプローチを採るために」という、30ページのガイドを発行しました。 発行元のAPCCは、政府機関の団体をメンバーとしているため、参考事例は公共調達主体ですが、想定読者対象者は以下のように設定し、広く民間購買でも参考になることを意図するとしています。また目次は以下のようになっています。 文章全体を追うには少し長い資料ですが、各種の表-これから必要になってくる能力(Emerging Procurement Competencies)の表、戦術購買と戦略購買の対比表、業務の変化要因ごとに身につけなければならない能力の一覧表などーを見ていくだけでも、無料に入手できる包括的な参考情報として活用できるもののように思います。 ■対象者 ・大臣および公共セクターの上位の意思決定者 ・公共サービス担当組織 ・購買業務を担当する政府部門 ・チーフ・プロキュアメント・オフィサー ・人材管理組織のトップ ・購買業務に関する助言サービスを行っている団体 ・教育機関や大学 ・人材リクルーター会社 ・購買専門職 ■目次 購買とは何か? エグゼクティブサマリー 1.購買業務はどのように変わりつつあるのか? 1.1 ストラテジック・プロキュアメント:パラダイムシフト 2.公共セクターでの購買に影響する主要な変化要因 3.それぞれの変化要因の実施する上で必要な能力 4.将来の購買業務はどうなるのだろうか? 4.1.購買業務機能/部門 4.2.公共セクター購買に必要な能力 4.3.ストラテジック・プロキュアメントに必要なスキル 5.ケーススタディ:地域社会への行政サービス提供分野で必要な能力 5.1.地域社会への行政サービス提供とは 5.2.公共購買がもたらす成果 5.3.地域社会への行政サービス提供に必要なスキル 5.4.分析 6.購買が能力を発揮するのに必要なメカニズム 6.1. 統括部門主導(Center-led)型組織モデル 6.2.購買専門職を獲得・育成するための基盤 7.購買専門職を採用はどう行うか? 7.1.学卒者への魅力的な募集要項提示 7.2.政府調達の学卒者向けプログラムの活用 8.購買専門職の業務への従事と退職予防をどう行うか? 9.購買専門職の能力チェックリスト 資料のダウンロード先URLは以下: http://www.apcc.gov.au/Procurement%20Publications/APCC%20Future%20Procurement%20Published%20Version%2016%20August%202018.pdf |