「実習生の人権侵害ないか」ワコール、委託先に異例調査

「実習生の人権侵害ないか」ワコール、委託先に異例調査 - 朝日新聞 (2018-10-15)
10月15日の朝日新聞朝刊の1面と2面で、ワコールが日本国内の製造委託先(サプライヤー)に対して、外国人技能実習生の人権を侵害する労働環境になっていないかの調査を行ったことが報じられました。記事の概要は以下。・ワコールとその傘下のルシアンが、日本国内の製造委託先(サプライヤー)のうち、外国人技能実習生が働く40工場を対象に労働環境の調査を始めた。・ワコール社員による訪問調査で不正労働などの25項目をチェックするとともに、雇用契約書や監理団体の監査結果などを確認している。・不正行為は是正を求め、場合によっては取引の打ち切りもある。・6月に経済産業省が繊維業界で実習生をめぐる不正多発に対して、業界団体に下請けを含む法令順守を求めたことが背景にある。ワコールでも今春サプライヤーでの実習生賃金未払いの指摘が発生した。・全日空も空港業務委託先で働く技能実習生の労務状況調査を進めている。参考) 人権軽視は経営リスク…実習生制度に批判、企業も危機感 - 朝日新聞https://www.asahi.com/articles/ASLBC7DGFLBCULFA03N.html