量産にも3Dプリンター、GEが世界最大機を受注 - 日本経済新聞 (2018年10月29日)

量産にも3Dプリンター、GEが世界最大機を受注 - 日本経済新聞 (2018-10-29)
マッキンゼーのアパレル業界に関するレポートと時を同じくして、日本経済新聞のサイトが、コイワイが量産も含めた自動車部品製造用にGEに大型３Dプリンターを発注したことが、10月17日の日経電子版(19日の日本経済新聞)で報じられました。これまでは試作部品や生産終了補修部品などの用途で語られることが多かった３Dプリンターですが、量産過程でも適用が進んでいる事例が、「世界的な人手不足も手伝い、3Dプリンターは複雑で高強度、高精度の部品の量産にも使えるように進化を遂げた」との記述とともに、下記のように適用事例が紹介されました。部品の内外製決定を含めて、購買業務のあり方に影響があると考えられます。・コイワイ：自動車用の大型部品の試作および量産に、2019年2月稼働の新工場用にＧＥから購入。・ＧＥ: ターボプロペラエンジンの量産工程の1/3に適用。・ＢＭＷ：射出成型品に代え、3Dプリンターで製造したプラスチック部品を今春発売したモデルで使用開始。・アディダス：靴のソール製造に使用。18年末までに10万足分を製造。・フォルクスワーゲン：シフトレバーを大量生産。・ＩＨＩ: 新型ロケットエンジン「LE―9」の中核装置の部品製造に使用。