購買でもっともかっこいい(Sexy)のは「コスト削減」と、英国有料テレビの購買トップ

購買でもっともかっこいい(Sexy)のは「コスト削減」と、英国有料テレビの購買トップ - CIPS(Supply Management) (2018-10-29)
10月10日にロンドンで開催されたSAP Ariba Procurement Summitで英国有料テレビのスカイ社購買トップのFabio Francalancia氏が、パネルディスカッションの最中に、「情報技術とか社会的責任とかを重視して、コスト削減はカッコよくないとするのはどうかと思う」と発言したことが、10月17日にCIPS(Supply Management)で報じれらました。報じられている発言の内容は以下になります。・コスト削減の実現がどんどんカッコいい(Sexy) で無くなっているのはまずいのではないか。顧客や社会的責任にだけに目を向けるのはどうか。・実際に金を生み出すがゆえに、(購買で)もっともカッコいい(Sexy)のはコスト削減だ。・削減で金を生み出し、顧客に好影響を与える、より低コストで優れた事業展開を行うのが根本だ。それに対して、£1.4bn の購入額、36,000社のサプライヤーを有するCapita社の購買トップのIan Galloway氏も「コスト削減が、現在の私の最重要事項だ」と語ったと報じられています。 CSRが強く論じられているロンドンで、かつ「Procurement with Purpose」の下にCSRに積極的な取り組みを打ち出しているAribaのイベント(恐らくはその前のプログラムでCSR貢献が取り上げられた)で、このような発言があったことに注目しての、CIPS担当者の報道と思われます。