中国人民解放軍、電子購買プロセスを広範囲に導入-新華社通信 (2018年11月6日)

中国人民解放軍、電子購買プロセスを広範囲に導入-新華社通信 (2018-11-06)
中国人民解放軍の購買業務に電子購買システムが、主要部隊に11月1日から導入されたことを、11月5日の解放軍報が報じました。購買業務統制強化と効率向上を狙いとして、2016年から構築に着手したとのことです。購買システムの機能としては、見積評価、契約管理、購買カタログ発注(オンラインモール)、サービス購買発注、輸入管理などの30に及ぶサブシステム機能が提供されるとのことです。そして購買業務の全プロセスの電子化により、情報レベルをさらに向上させ、「手工操作向智能决策(手作業を知的意思決定)」にし、「智慧采购(スマート購買)」を加速する基盤になるとしています。また記事には、透明性実現、属人化排除、業務の標準化、スピードアップといったキーワードが並んでいます。中国のスピードの速さを考えると、興味深い仕組みに進化していくかもしれません。参考) 全军采购工作进入全流程信息化管理阶段-解放軍報(中国語) http://www.81.cn/jmywyl/2018-11/05/content_9331318.htm