しまむら、技能実習生の人権侵害ないよう取引先に通知へ-日本経済新聞 (2018年12月9日)

しまむら、技能実習生の人権侵害ないよう取引先に通知へ-日本経済新聞 (2018-12-09)
12月5日の日本経済新聞で、しまむらが、全ての取引先企業に対して、技能実習生への人権侵害を行わない要求通知を12月末までに出すことが報じられました。ものづくり産業労働組合（JAM）が報告した、サプライヤーのキングスタイル（岐阜市）でのミャンマー人技能実習生5人の違法労働、人権侵害が事実と確認されたため。これに対応して、しまむらは全取引先に通知(具体的な内容は現在検討中)を出すことにしてとのこと。 10月にはワコールが、サプライヤーでの外国人技能実習生の労働環境の実地調査を実施したこと、ANAも同様の調査を行ったことが報じられました。外国人技能実習生の違法就労環境が大きくクローズアップされている中、日本国内でも人権侵害、不当労働などに、買い手企業も注意する必要が出ています。参考) 「実習生の人権侵害ないか」ワコール、委託先に異例調査 - 朝日新聞 (2018年10月15日) https://www.facebook.com/itscobuy/posts/2112225505475349 「繊維産業における外国人技能実習の適正な実施等のための取組」を決定しました-経済産業省(2019年6月19日) http://www.meti.go.jp/press/2018/06/20180619003/20180619003.html