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インフォシス、日立の調達業務代行会社を買収し、日本での購買BPO進出 - 日経 xTECH (2018-12-15) | ||
12月14日に、ITおよび業務アウトソーシングおよびITコンサルティングなどの世界的な大手企業であるインフォシスが、日立プロキュアメントサービス株式会社(日立グループの購買業務サービス代行会社)を実質買収することが発表されました。 2019年4月1日に、株式の株式の81%をインフォシスへ、2%をパナソニックへ、2%をパソナへ譲渡し、日立の持ち株比率は15%に低下するとのこと。また、社名も現在略称として使われている HIPUS(ハイパス)に変更され、”日立”は消える予定。 またこれと併せて、株式譲渡先のパナソニックがBPOサービス顧客になる模様。 日立プロキュアメントサービス株式会社は、日立が提供するTWX21 購買サービスの業務運用先であり、日立グループの他、日立グループと取引関係の強い多くの日本企業を主体に、間接的に購買代行サービスを提供してきた歴史ある企業になります。 この件について、インフォシス社長のラビ・クマール氏は「当社は、今回の合弁会社発足において、調達における専門知識、テクノロジー、グローバル・ノウハウ、国内スキルといった当社の強みを融合し、次世代デジタル・プラットフォーム活用により日本企業の調達プロセス変革を支援します。日本のエクセレント・カンパニーである日立グループ、パナソニック、パソナと提携できることを非常に喜ばしく思っております。」と発言していると報道されています。 また先日、日立のTWX-21 Source to Contractサービスで、有力購買ソフトのJAGGAERとの販売代理店契約の発表がありましたが、それも併せて2019年はいろいろな動きが出てきそうです。JAGGAERとの販売代理店契約の発表がありましたが、それも併せて2019年はいろいろな動きが出てきそうです。 利用者サイドにとっては、既存ベンダー以外の選択肢が増加し、かつ競合関係が形成されることになり、歓迎すべきことと思われます。 参考) インフォシス、日本において日立、パナソニック、パソナ3社と合弁会社発足を発表-CNET https://japan.cnet.com/release/30286934/ 日立が日立プロキュアメントサービスの株式をインフォシス、パナソニック、パソナの3社に譲渡 各社の強みやノウハウを融合し、デジタル技術を活用した調達サービスの展開を加速 - 日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/12/1214.html |